乾燥によるかゆみにおすすめの漢方の選び方
乾燥によるかゆみにおすすめの漢方
冬場の空気の乾燥する時期になると悩む人の増える乾燥肌ですが、
近年では空調の普及や、仕事や私生活でのストレスの増加などによって、
季節などに関係なく乾燥肌に悩む人が増えてきています。
乾燥肌自体は病気ではありませんが、実年齢より老けて見られたり、
化粧ののりが悪くなるなどの症状が見られえるため、
女性にとっては非常に深刻な悩みとされています。
一般に、正しいスキンケアや規則正しい健康的な生活を続けていくことで
改善されていくことが多いのですが、そのような方法で改善されない場合や、
痒みや他の肌トラブルなども引き起こしている場合、
また、乾燥肌以外の内臓疾患などが考えられる場合などは
病院で診察を受けることが必要です。
漢方での乾燥肌治療
病院で診察を受け、内臓疾患が疑われる場合は内科などへ紹介状を書いてもらう事となりますが、
単なる乾燥肌である場合には保湿を含め、他の皮膚疾患などがある場合には
それに応じた薬が処方されます。
皮膚科の治療薬はステロイド薬が主流になります。
使用する部位や症状にあわせた弱さのステロイド軟こうを
指定された回数乾燥した部位などに塗りこみます。
外用のステロイド剤は内服のステロイド剤に比べ副作用は少ないとされていますが、
それでも副作用が気になるという人には漢方での治療がお勧めです。
乾燥肌や痒みに効果のある漢方薬といっても市販のものだけでもたくさんの種類があります。
どれがいいのか迷うときは漢方薬の専門店や、漢方を扱っている医師に相談してみると
良いでしょう。
それぞれの体質や年齢、症状、体力のある、なしなどによって、
当帰飲子や帰宝当帰膠、温清飲、八仙丸などといった薬を使い分けます。
自分にどの漢方が合うのか気になったら早速漢方薬専門店などに行って相談してみましょう。