全身のかゆみと乾燥肌に襲われたらまず行うこと
全身のかゆみと乾燥肌に襲われたら
秋から春先にかけて乾燥肌に悩む人が最も増える季節です。
乾燥で化粧ののりが悪くなる、粉を噴いたような状態になるなどの影響で
実年齢よりも老けて見えてしまいます。
また、乾燥肌に伴う痒みに悩まされる人も多いです。
痒みを伴わない場合はスキンケアや普段の生活を見直すことでほとんどが改善していきますが、
痒みを伴う場合は無意識のうちや寝ている間にかきむしってしまい、乾燥を悪化させたり、
他の肌トラブルの原因となってしまう事も少なくありません。
そこで、全身の痒みと乾燥肌に襲われた時の対処法について紹介します。
全身の痒みと乾燥肌に襲われた時の対処法
痒みがあるときは皮膚科を受診するのが一番です。
痒みの原因や乾燥肌の状態に合わせた薬が処方されますので、
医師の指示に従って正しく使用します。
その上で、自分でも乾燥肌と痒みの対策を行ないます。
乾燥による全身の痒みは主に、
乾燥肌でダメージを受けた後の肌への様々な刺激が上げられます。
使用しているシャンプーや石鹸、肌着などが肌に優しいものであるかをまず確かめてみましょう。
肌に合わない場合は低刺激の石鹸や、肌着は綿素材の物に変えます。
肌着の縫い目が刺激になるという人もいるので、
肌が弱く乾燥がひどい人は肌着は裏返して着るようにします。
また、紫外線や静電気、空気の乾燥なども痒みの原因となるため、
自分がいる空間の湿度は50〜60%になるように心がけましょう。
入浴は肌を清潔にする上では良い事ですが、熱い湯に長く浸かっていると必要な皮脂まで
落としてしまい、乾燥や痒みを悪化させてしまうので、ぬるめのお湯で、長湯は控えてください。
入浴の際、保湿効果のある入浴剤を入れると更に効果的です。
入浴後は体内の水分が蒸発するのを防ぐため、体の水分を拭き取ったら服を着る前に保湿剤を
全身に塗ります。病院の治療と、自分でできる対処法を組み合わせることで、
辛い全身の痒みと乾燥肌から逃れることができます。