病気のサインかもしれない乾燥肌って?
病気のサインかもしれない乾燥肌
肌が乾燥すると痒みが出てくる人もいます。
しかし、乾燥しているだけだし、病院へ行くほどでもない、
保湿やスキンケアをしていればその内良くなるだろうと考える人も多いです。
単なる乾燥肌と考え、スキンケアが面倒になってくると放置してしまう人も多いといいます。
しかし、乾燥肌には心配の要らない乾燥肌と、病気のサインかもしれない乾燥肌があるのです。
ホルモンのバランスが崩れたり、保湿の仕方を間違っていることから起こる乾燥肌は、
正しいスキンケアや、規則正しい生活などを地道に続けることによって治まってきますので
心配は要りません。
問題なのは、何かの病気の症状の一つとして肌が乾燥している場合です。
糖尿病や甲状腺関連の疾患、原発性胆汁肝硬変などの病気では、
肌の乾燥や痒みを症状として伴う事があります。
また、慢性の腎不全や閉鎖性胆道疾患なども、
痒みが頻繁に現れる病気として知られています。
早めに皮膚科受診
乾燥肌が気になって、しっかりとしたスキンケアや規則正しい生活をしばらく続けてみたけれど、
何の変化も見られない、肌表面が痒いというよりは、肌の内側から湧き出すような痒みを感じるなど、
通常の乾燥肌ではないと気がついたら早めにまずは皮膚科を受診してみましょう。
皮膚科を受診して自分たちの領域はでないと判断した場合には、
適切な診療科へ紹介してもらうことも出来ます。
皮膚の乾燥や痒みを伴う病気の中には、
早めに発見して治療を開始する必要のある病気もあります。
たかが乾燥、たかが痒みと放置せず、きちんとスキンケアを行いつつ、
病気のサインがないかどうか様子を見る事が大切です。