腎臓・臓器と乾燥しがちな肌の関係って?
腎臓・臓器と乾燥しがちな肌
肌が乾燥したり、肌トラブルがひどくなると、ほとんどの人は肌ばかりに気をとられてしまいます。
しかし、美しい肌は美しい生活習慣からといわれるほど、肌は日常生活と深く繋がっているのです。
また、乾燥肌の中には、ただ乾燥しやすい肌というものの他、
内臓が悪くなる事で肌の乾燥という症状をもたらすものもあります。
それだけ、肌は人間の内臓と深く関わっているのです。
腎臓
腎臓は身体の水分をろ過して不純物を取り除く働きの他、
体内の水分量をコントロールする役割も持っています。その腎臓機能が何らかの原因で
衰え始めると、身体の水分が不足したり、むくみやすくなったりします。
コーヒーなどカフェインの含まれた飲み物を多く飲むと、カフェインの利尿作用によって
水分の排出量が増えて、体内が脱水症状を起こします。
その上カフェインという刺激物質をろかしようと腎臓は必死に働き、
疲れてしまうと体内の水分をコントロールすることが出来なくなってしまうのです。
このようなメカニズムから、腎機能が衰えると、乾燥肌以外にも様々な症状を引き起こします。
慢性的な疲労、食欲不振、精神的な乱れなども引き起こすのです。
腎臓の衰えが原因で乾燥肌を引き起こしている場合は、
コーヒーなどカフェインの含まれた飲み物の他、
炭酸の強いもの、アルコール類などを飲み過ぎないようにしましょう。
乾燥肌を引き起こす内蔵は腎臓だけではありません。肝臓や腸が衰えることで
肌の乾燥を引き起こす事もあるので、スキンケアを幾ら行なってもなかなか乾燥肌が改善しない
場合は内蔵機能が衰えていないか病院で調べてみる事も大切です。
そして何より、内臓のためにも肌のためにも
健康的で生き生きとした生活習慣を送るように心がけましょう。